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外交部は安倍晋三元首相が銃撃され逝去したことに対し、深い哀悼の意を表する

  • Date:2022-07-08
  • Data Source:TAIWAN-JAPAN RELATIONS ASSOCIATION

2022/07/08 

第166号 ニュースリリース

 

日本元首相安倍晋三衆議員が8日午前、奈良市内で銃撃され、病院へ緊急搬送され救命措置を受けましたが、残念ながら亡くなりました。台湾政府と人民は、大変ショックと信じがたい思いを抱き、再度に卑劣な暴力行為を強く非難するほか、安倍元首相のご逝去に対し、我が国の最も深い悲しみと沈痛な哀悼の意を表致します。

 

外交部は、直ちに我が駐日代表処に蔡英文総統と吳釗燮外交部長、及び台湾日本関係協会蘇嘉全会長の名義で、日本政府に弔意をお伝えることを指示したほか、また日本台湾交流協会台北事務所を通して、我が国政府と人民の最も深い哀悼と真摯なるお見舞いの意を伝えました。私どもは衷心より安倍元首相の安らかにお眠ることとご家族の安寧をお祈りいたします。

 

安倍元首相が国際間で推称された政治リーダーであり、一生涯をかけて自由、民主主義の理念を守り、権威主義の拡張に抗い、敬服された偉大な方です。安倍元首相は何度も国際的な会合で台湾のためにご発声をいただき、国際社会に台湾のことを支持するよう、共同にデモクラシーバリューを維持するよう強く呼びかけました。安倍元首相は台湾にとって大切なデモクラシーパートナーであり、最も固い親友でもあります。総理任期内で、台日の友好関係の向上に取り組んでおり、離任後もベストを尽くして台湾のためにご発声をいただきました。例えば、2021年12月、シンポジウムの中で「台湾有事は、日本有事であり、日米同盟有事でもある」と台湾を応援する発言をなさいました。今年、ロシアのウクライナへの侵攻が始まった後、安倍元首相は関係諸国に戦略的曖昧の政策を調整し、明確に台湾の安全防衛に協力しなければならないとアピールしました。安倍元首相のご逝去は、日本にとっても台湾にとっても、ないしグローバルデモクラシーコミュニティーにとっても大きな損失であり、無限な嘆き惜しむことを禁じえません。我が国政府は、安倍元首相の台日関係の発展のために払った努力と貢献に心より感謝いたします。